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いつの間にやら河田雄志・行徒(&行徒妹)作品が増えてきた件(2)

2014年11月28日 21:47

前回の記事はこちらです~
祝!北斗の拳イチゴ味3巻&エヴァンゲリオンピコピコ中学生伝説1巻発売!

◎ドン・キホーテ 憂い顔の騎士 その愛(全2巻)

ドン・キホーテ 2 (BUNCH COMICS)ドン・キホーテ 2 (BUNCH COMICS)
(2014/05/09)
行徒

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前回も紹介しましたが完結したので!

 いやー、まさかの感動路線でしたね(笑)
 イケメン騎士であるカラスコさんのキャラがあんなことになってしまった時には「やはり河田作品だったか…」と思ったものですが、あれからよくここまで感動的にまとめ上げたと思います。
 アロンソの騎士になりたいという思いがどこから来ているのか、サンチョがアロンソのことを徐々に信頼していく姿が駆け足ながらもしっかり描かれていて好印象です。原作と比べて二人の年齢設定が違うのにも意味があって、読後は感心しました。
 作者ファンとしては、何気に巻末にあるコラム(?)が非常に楽しいです。河田さんの後書きは短いイメージなのでこれだけたっぷり文章を楽しめる機会は貴重だなーと。コラム欄にある行徒さんのラフ絵も非常に美しいので眼福。

 河田作品の中でも真面目方面に要素を振っている作品だけに、かなりとっつきやすいと思います。
しかしやっぱりギャグは薄めなので、最近イチゴ味等で作者さん達に興味を持った方(ギャグを期待している方)等には薦めづらいですねー。


◎堕天使学園デビパラ(全1巻)

堕天使学園デビパラ (カドカワコミックス・エース)堕天使学園デビパラ (カドカワコミックス・エース)
(2013/11/01)
行徒

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イケメン×巨乳×悪魔。
単行本オビに書かれているこのフレーズが作品の全てを表わしていると思います。

天海 悠戸(あまみ ゆうと)・椿 小鳥(つばき ことり)・森木 林(もりき りん)は、とある離島にある学校に通う高校生。
ある日の校庭で、校長が悪魔との契約を始めることからこの物語は始まる。
そこに居合わせ魔界に呼び出された生徒たちは自らの望みを叶えるために悪魔と契約を行っていく。
二人のヒロインは自らの欲望のため悪魔と契約し、契約を拒否していた主人公も生徒全員を人間界へ戻すため悪魔との契約を行う。
人間界へ戻ってきた生徒たちは、悪魔の力を使うほどに増えていく身体の刻印に怯え、欲のために力を行使していく者も出始める。完全に自身が悪魔の支配下におかれる前に、悪魔との呪いを解くことはできるのか――



 というのが主なあらすじですが、まず生徒たちの望みが「女子は巨乳、男子はイケメン化」というのが非常に俗っぽくていいと思いますし、呪いを解くための方法があまりにも酷くて(褒め言葉)笑ってしまいました。

 ギャグダークファンタジーというあまり例を見ないジャンルですが、意外と(?)しっかり友情モノしてていいと思うんです。
 特にキャラクターの魅力が高いと思います。林ちゃんは河田先生と行徒先生が描く女の子キャラの中ではドリルと双璧を為すぐらいに好きですね。その結果もう一人のヒロインである椿ちゃんの影が若干薄くなってますが、椿ちゃんは主人公のヒロイン、林ちゃんは作品のヒロインと言う事で…。
 あとこの作品を語る上で外せないキャラクターは何と言っても南山でしょう。完全に「ミツルギ」における中二階堂ポジション…というか、外見の雰囲気もそのまんまですね。彼ほどにこの作品を引っかき回したキャラはいないと思います。
 個人的には南山とフォンティーヌの関係にカプ厨の血が騒ぎます(笑)。

 行徒さんも「オシャレな悪魔バトルを期待して手に取ってくださった方には申し訳ない気持ちでいっぱいです」というコメントを残されていましたが、こんなに酷い悪魔モノは初めて見ました(笑)。
 1巻でまとまっていて読みやすく、ギャグも全編にわたって激しめなのでお薦めです。


 続きは次回!
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いつの間にやら河田雄志・行徒(&行徒妹)作品が増えてきた件(1)

2013年11月02日 00:23

 お久しぶりです。
 学園革命伝ミツルギが終了を迎えての寂しさをブログに綴ったのはもう一年以上前になりますが、最近河田&行徒コンビの単行本が増えてきて嬉しいですね。せっせと初版本を集める日々です。

 紹介もかね、一言ずつ感想などを。もし興味を持たれたら是非。


◎もぎたて☆アイドル人間(全3巻)

もぎたて☆アイドル人間 (1) (角川コミックス・エース 328-1)もぎたて☆アイドル人間 (1) (角川コミックス・エース 328-1)
(2011/04/04)
行徒

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河田氏が書く作品ということでまともなアイドルものではないことは明らかなのですが、行徒さんのデザインも癖があるので従来のアイドル漫画とは一線を画したモノになってます。

 あらすじとしては、弱小事務所「リトルアナーキー」が起死回生のため、新人アイドルを売り出すことを決める…という感じです。
 その新人アイドルの4人組(藤ナイ子、百地餡、千戸・ダイダロス・千尋、地池カカ子)が全員強烈なメンバーなのですが、特に百地餡のぶっ飛び具合が凄まじいです。
 割と初期の設定が固まっていない頃は4人がほぼ同程度のおバカさんという感じですが、中期からの彼女のアグレッシブさは常軌を逸していると思うほど。初期からゲスキャラを前面に出しているナイ子ですらツッコミに回るほどの能力を持っています。

 個人的にこの漫画の一番の武器はその「異常なほどの勢い」だと思うので、これから読まれる方は是非1巻から3巻まで一気読みして欲しいです。
 アイドルグループの苦悩、迷走、栄光、そして挫折が勢いあるギャグで駆け抜けていきます。
 これは全14巻で、舞台もほぼ生徒会室のみだったミツルギにはなかった面白さだと思います。

 主要キャラもチーズッズの4人、ヴィジュアル系バンドの4人、事務所の2人と少ないながら、どの人物もキャラが立っていて面白いです。
 芸能人として避けることができない「老い」という試練にさえ立ち向かい、夢を諦めないことを教えてくれるラストシーンは、正直結構(半分ほど?)感動モノでした。まあ、絵ヅラで感動しきれないのがこの作品っぽくもあるのですが…。


 世間では「ミツルギ」が代表作ですが、こちらを代表作に挙げても全く支障はないほどにクオリティの高いギャグマンガだと思っています。彼女たちの激闘の日々を楽しんでください。


◎ドン・キホーテ 憂い顔の騎士 その愛(既刊1巻)

ドン・キホーテ 1 (BUNCH COMICS)ドン・キホーテ 1 (BUNCH COMICS)
(2013/09/09)
行徒

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 原作は有名な文学作品ですが、まあお察しの通り、完全なる河田ワールドに侵食されています。
 
 40歳過ぎにして騎士になることを諦めない、ガラスのハートを持つ中年・アロンソ。
 そしてその中年に(嫌々ながら)付き従う従者の少年・サンチョ。


 この二人が織り成す旅物語です。
 「もぎたて☆アイドル人間」とは違い、ゆるめの内容でギャグも落ち着いているように思えますが、その分二人のキャラが掘り下げられ、アロンソがただの情けないオッサンキャラでは収まらない、正義感には溢れた好人物であるということが丁寧に描写されています。
 自分が信じる騎士道物語が幻想であることを心の底では薄々わかっていつつ、人見知りながらに騎士を目指すアロンソがかっこいいですよ。サンチョが嫌々ながらも協力を惜しまないのがよくわかります。

 原作があるストーリーものなので展開も興味深く、河田作品特有のギャグ時空でありながらネタの濃さはとっつきづらくないレベルなので、初めて河田作品に飛び込むならこの作品から読むことも十分にアリだと思います。


続きは次回!


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