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魔王 JUVENILE REMIX (1)(2)(3)(4)

2008年05月24日 00:04

タイトルと表紙に惹かれて1巻だけ衝動買いしてみました。
とりあえずその日の内に既刊分全巻購入(笑)。

私のツボに合っていて、非常に面白かったです。
いやー、サンデーコミックスを買うのなんて「うえきの法則」以来だわ(笑)。

魔王 ―JUVENILE REMIX (1)
魔王 ―JUVENILE REMIX (2)
魔王 ―JUVENILE REMIX (3)
魔王 ―JUVENILE REMIX (4)

原作は伊坂幸太郎さん、作画は大須賀めぐみさんです。


(以下、感想とか)


【あらすじ】(wikipedia)より

高校生の安藤は、幼いころ自分にあると信じていた「他人に自分の思っていることを話させる力」が、単に偶然ではないことに気付く。 同時に都心開発計画に揺れる街で、自警団グラスホッパーを率いるカリスマ犬養には裏の顔があることに知り、犬養は正義の味方ではなく魔王なのかもしれないという懸念をたった一人抱くことになる。 「腐敗した街を5年で再生する」と誓い、民衆の心を惹き付け扇動しようとする犬養。安藤はその大きな力に自身の小さな能力「腹話術」で対決をせまられる。




怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物となることのないよう気をつけなくてはならない。
深淵を覗くとき、深淵もまた、こちらを覗いているのだ。



1話の最初にある文章です。確かニーチェの言葉でしたよね。
この言葉に私は猛烈に反応するので(笑)、つかみはバッチリでした。

なぜ反応するのかというのは、某ゲームの影響です。
魔王+「深淵を覗く者は、深淵に覗かれている」といえばあの人しか思い浮かばない(笑)。




とまあ個人的な理由はどうでもいいので、ちょこっと感想を。


展開の布石を示しながらのストーリー展開が非常に上手いと思います。
中だるみせず、超スピードでもない、絶妙なテンポでかなり読みやすい。

漫画的な技術も中々で、特にコマ割りが秀逸だと思います。
ちょっと目のアップが多いかな、と感じるときもありますが。



画力もかなりのものですが、とにかく作画の大須賀さんは絵の成長が早いですね。
特に戦闘シーンの迫力はぐんぐん上達してると思いますよ。


で、ストーリーの方ですが、これまた面白いです。

「傍観者」であった主人公・安藤が、カリスマ的人気を誇る犬養と対決をしていくのですが、
主人公の小さな力で迫りくるピンチを切り抜けていくのが好きな方にはお勧め。
かといって安藤は天才な訳でも無く、彼は自分が好きな特撮(?)のヒーロー・「マクガイバー」の様に、
工夫をして、全力で危機を回避しようとするような主人公です。

マクガイバーと安藤の口癖である、「考えろ」という言葉がこの作品の方向性を良く表しているかな、なんて思ったり。

<ちょっとネタバレ感想>
それにしても、4巻で私刑を受けかけていたアンダーソンを庇った安藤が要に向かって言った、
「考えろ」には鳥肌が立った。

今まで自分を奮い立たせてきた「考えろ」という言葉を相手に「『自分で』考えろ!」と投げかけて、
傍観者という立場を捨て去って要に立ち向かう安藤。このシーンは本当に格好いい!

<ここまで>



キャラクターも魅力的でいい感じです。

個人的には安藤兄弟+詩織が好きですね。なんだか和みます(笑)。
犬養は確かに「何かをやり遂げられる」だけの力とカリスマ性を持っていることがよく描写出来ていると思います。
蝉さんは多分ツンデレですね、わかります(コラ 。


とにかく、買って損は無かったです。
むしろ主人公にこれだけ死亡フラグが立っている漫画も珍しい(笑)。あー続きが気になる。
原作付きと言うことで(結構アレンジされている、と聞いてますが)、いわゆる超展開にもならないでしょうし(笑)、最後までまったりと見守りたいです。








以下、ちょっとだけ残念に思うこととか。


サンデーコミックスを買うのは上にも書いたとおり、大好きな「うえきの法則」シリーズ以来なのですが、
やっぱりサンデーコミックスは個人的にいろいろと残念。


まず、フォントが少ないこと。
フォントで結構雰囲気を変えたりできると思うのですが、全体的に種類が少ないですよね。
ジャンプ漫画とか、マガジン漫画とかはもうちょっと多い気もするのですが・・・。

二つ目は、吹きだしの最後に必ず句読点(または三点リーダ)を付けてしまうのが気になるなあ。

別に句読点は「あっても困らないもの」なので、それにいちいち反応するのもアレなのですが、それなら私は「無くても別に大丈夫」だと思ってしまうタイプだからなぁ。
大きな文字でインパクトを出しているときに、しっかり「。」が付いているとどうしても気になります。
まあ、気にしすぎといえばその通りなんですが(笑)。
個人的にはシーン別に合わせてくれたら一番いいと思うのです。




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