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「月光ゲーム Yの悲劇’88 」を読みました

2010年04月05日 22:35

中学生の頃に読んでそれっきりだったものを、春休みを利用して再読しました。
当時は事件そのものは地味な印象で、主人公たちを取り巻く環境(火山の噴火によるクローズドサークル)
の方に大きなインパクトがあったため、事件の真相自体はあまり覚えていなかったのですが、
再読してみると非常に練り込まれた作品だったことがわかります。

作中の登場人物である望月が自身のセリフで、
「(前略)僕は常々思うてるんやけど、論理の松明を掲げた探偵が
 あり得た唯一人の犯人の特定に読者を導くっていう、
 純粋なフーダニットというのは本当に少ない。(後略)」

と愚痴をこぼすシーンが序盤にあるのですが、この作品はそのセリフに応えてか、
「論理」を武器にしてただ一人の犯人を探すことができるのです。

「十本のマッチとマッチ箱」という手掛かりから犯人を特定していく過程は本当に面白かったです。



そして、学生アリスシリーズは推理小説でありながら、一種の青春小説の面も持っているので
アリスの精神的な成長をシリーズ通して見ていくことも非常に楽しいです。



今は学生アリスシリーズ第二作目の、「孤島パズル」を読んでいます。
これはこの「月光ゲーム」とは違って数回読んでいるのですが、やっぱり面白いなあ。
アリスとマリアの掛け合いが好きですねー。



最後に、今回このシリーズを読み返すきっかけとなった「やる夫で有栖川有栖シリーズ」を紹介しておきます。
完成度が非常に高いです。これを機会に学生アリスシリーズを読みだした人もいるようで。


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